病院についたのは夕方6時過ぎ。
救急車ではないものの、
時間外なので急患の扱いになるんですね。
受付には事務員さんではなく、
薄いブルーの白衣を着たお兄さん。
きっと、下っ端の先生なんでしょう。
紹介状を出して、慌て気味に容態を伝えます。
(´-ω-`)<あ。ここでは容態はいいですから。
(◎▲◎;)<そうなのー?
ということで順番を待って救急診察へ。
お医者さんという職業は何でも証明、証明らしく
よその病院からの紹介状にどう書いてあっても
自分で調べた結果しか、通用しないそうな。
(◎▲◎;)江戸前の寿司屋のようです。
そんなワケでお母さんには悪いですが待ってもらって
「お調べ」です。
救急病棟のベッドでお腹が痛いのを我慢していると
採血。そしてレントゲン、CTスキャン。
MRIに、ここでも超音波です。
だいたい3人の先生がついて、画像を見ながら
あーでもない、こーでもないと。
やっぱり超音波では診断が難しいみたいです。
1時間半ほどたってから、お母さんが来ましたよ。
長い間待たせてしまって、申し訳ありませんでした。
そこへ先生が。
(´□ω□`)<あ。奥さんですか?
え? お母さん? (どっちでもいいや)
これは入院した方がいいと思います。
ヽ(; ̄□ ̄)<やっぱり。覚悟してきました。
(◎_◎;)<最初から入院。て言われて来てますんで・・・。
(´□ω□`)<あ。そなの?
ええと、急性すい炎で間違いないと思います。
あとベッドが空いてないので、とりあえず個室へ。
空き次第、大部屋に移しますから。
大学病院て、ひとりの患者にだいたいひとりの主治医。
そして3人ぐらいの若い先生がつくんですね。
場合によっては、さらに研修医がつきます。
みんなで相談して、治療方針を決めるのは主治医。
説明は先生。検査や採血だけだと、研修医のこともあるようです。
だから主治医には、ほとんど会うことはないんですね。
この時はそんなシステムは知らないので
「担当の●●です」と言われても何人もいるので混乱しましたよね。
ヽ(; ̄□ ̄)<さっき、個室しか空いてないって言ってたでしょ?
アレね、お金が欲しくて、みんな最初は個室なの。
お父さんのときもそうだったからね。
(◎_◎;)<大人の世界の話はいいですから、早く個室へ・・・。
説明によると、すい臓は細長い臓器で胃の後ろに隠れている為
異常が見つけにくいこと。
胃液を出す為の臓器なので物を摂取すると働いてしまう為、
何も食べてはいけないこと。
早ければ、1カ月ぐらいで死んでしまうことも珍しくない。
(´□ω□`)<患者さんが「痛い! 痛い!」って言ってるのに
何もできないまま死んでゆくこともあるんですよ。
生理食塩水で、臓器を洗う感じで点滴開始。
とにかく炎症を抑えないと。
なので点滴は2本。ストレッチャーの点滴棒にぶら下げて。
そのまま、個室に運ばれましたよね。
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